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北出講師からのメッセージ

司法実務で必要不可欠とされる実力「の全体」について

「プロ野球」の球団がコントロールが定まらない投手を雇うことはあり得ません。
それと同様、司法試験に合格して法律事務所や(検事判事任官含む)・企業等に就職するにせよ、来年予備試験や司法試験を受験するにせよ、まず重要なのは、司法試験必須7科目の基本について、定義・趣旨・要件効果を100%的確に速答し得ることを当然の前提として、事案分析、条文選択の判断、争点選択の判断、ケースに即した解釈とあてはめについて、コントロールが定まっていることです。

本試験と実務の厳しさと断片的丸暗記等安易な学習のリスク

1. 断片的丸暗記型学習の受験上のリスクについて
論文試験も短答試験も、初めて見るような応用・法的推論を厳しく突いて来ます(司法試験法参照)。条文・判例、過去問の答案や選択肢を丸暗記しているのに、多数の受験生が論文試験不合格を繰り返すのは、結局、試験当日、緊張の頂点で、「多々応用変化を含む初見の問題」で、「事案分析・条文選択・主要な争点選択・解釈・あてはめ」についてのコントロールが定まらず、大外しを繰り返すからです。

2. 断片的丸暗記型学習の実務上のリスクについて
そもそも、「多々応用変化を含む実務上の問題」で、「事案分析・条文選択・主要な争点選択・解釈・あてはめ」についてのコントロールが定まらないのでは、「プロ」としての司法実務において、責任を持って一生の一大事を担って訴訟遂行し、責任を持って企業等の法律事務を全うし難いことです。

実務法学研究会「司法試験講座」「予備試験講座」の特徴

実務法学研究会の司法試験講座は、まずは、1「100%的確に速答するべき基礎」を過誤欠缺なく速答できる」ことから出発し、2「事案分析・条文選択・争点選択・解釈・あてはめ」すべての、アウトプットとインプットの双方に対し、正面から抜本的対策を立てることを主眼とします。
その上で、穴をなくして、短答試験、論文試験の万全を期すと言う観点から、3合格する基本書読解講座(全7科目)を実施します。
また、今後競争が激しくなることが予想される短答試験対策として、短答解法の鉄則講座をおき、合格する基本書読解講座(憲法、民法、刑法)の受講をお勧めしております。

1. 短答合格・論文合格の大前提となる、定義・趣旨・要件効果・論点を集中的に強化し、
その過誤欠缺をなくします。

「即戦力基礎講義」(短答・論文必須の基礎を集中強化)
多く受験生は、論文短答必須の基礎について、誤解と穴が散見されます。
そこで、司法試験・予備試験の論文試験・短答試験対策の大前提として、100%正確に速答すべき必須の基礎を厳選し、論文試験・短答試験頻出の定義・趣旨・要件・効果・論点を集中的に講義し、多くの受験生が陥っている誤解と穴を一掃します!
ここに過誤欠缺があるようでは、合格は夢物語だからです。

2. 論文試験合格に必須の「事案分析・条文選択・争点選択・解釈・あてはめ・事実の摘示」
について、正面から対策を立てます。

司法試験・予備試験対策「特別強化教室」(基幹講座)
「インプット強化講義」「アウトプット強化答練」
司法試験・予備試験の論文試験に、次回一発で合格を決めたい受験生のために、「事例分析・条文選択・要件選択・解釈・あてはめ」について、「インプット」と「アウトプット」を不可分一体として鍛え上げる実務法学研究会の基幹講座です。
例えば、司法試験・予備試験当日、「初めて見る」長文事例問題について、
・制限時間内に、「事案を的確に把握・分析」することができない、
・何百条もある条文の中から当該ケースで「選択するべき条文」を外してしまう、
・4つも5つもある要件と効果の中から、要件全体を的確に処理した上、どの要件を厚く書くのかという「争点選択の判断」ができない、
・応用問題や当該ケースの特殊性に即して法律解釈を修正できない、
・当該ケース特有の諸事情を含め、多数のあてはめ事実の中から、どの事実を使いどの事実を使わず、どの事実をどの程度具体的に摘示して、どのように評価するのかという「摘示するあてはめ事実の取捨選択」、「事実摘示の具体性」、「あてはめ事実の評価」の各判断ができない、等の事態を一掃するため、正面から対策を立てます。

3. 短答試験、論文試験で穴(応用問題・派生問題)が出されて泣かないために、
合格し易い基本書を応用可能な形で体系的に読解します。

【合格する基本書】読解講座
一回は、基本書を体系的に且つ過誤欠缺なく読解しておかなければ、応用問題・派生問題が出されたときに、現場思考の大前提となる情報が不足し、ピンチに陥る可能性があります。ただ、独力・独学で、基本書を「体系的に」且つ「誤解欠缺なく的確に」読み解くことは困難です。穴が出されて何年も空費するよりは、一回はしっかり講義を聞く方が近道なのです。そこで、本講義では、①制度・条文を体系的に整理つまり、制度趣旨と対立利益から、制度や条文全体、要件効果の全体と、役割分担を整理し、②応用可能な形で、司法試験・予備試験に必須な情報を厳選し整理します。

4. 短答試験の過去問を利用し、問題類型別に、
短答本試験上位合格のための「解法の鉄則」を集中的に強化します。

【短答試験「解法の鉄則」講座】(短答対策に万全を)
短答試験科目の激変に耐えるべく、「解法の鉄則」を伝授します。一貫して基礎知識と法的思考力の双方を正面から問う短答試験の傾向に鑑み、応用能力・法的推論能力を含む「短答試験の解法の鉄則」を身に付けます。

5. 論文試験の過去問を制限時間内に起案した上、本試験特有の傾向を分析し、
論文本試験における「合格答案の書き方の鉄則」を講義します。

【論文過去問答練】
答案練習の後、「知っていること」(論文試験頻出の基本)と「知らないこと」(派生や応用、本件特有の事情)の双方を正面から問う司法試験問題の構造(造り)を分析した上、「制限時間内に初見の状態で」、「当該事案の特殊性を分析した上」、選択した条文の要件を解釈し当該事例にあてはめる、「合格答案の書き方の鉄則」を講義します。

6. 実務法学研究会の司法試験直前対策講座
5月に短答・論文全科目、司法試験は年が明けたら直前期です。
直前期、一刻も早くアクセルを全開にして実力アップを!
【司法試験直前論文公開模試】
次回一発で合格を決めたい受験生のために、即戦力基礎講義の論文試験必須の基礎ができており、特別強化教室の「事案分析、条文選択、争点選択、解釈、あてはめのインプット」ができていることを前提に、「知っていること」(論文試験頻出の基本)と「知らないこと」(派生や応用、本件特有の事情)の双方を正面から問う司法試験問題の構造に即して、「制限時間内に初見の状態で」、「当該事案の特殊性を分析した上」、選択した条文の要件を解釈し当該事例にあてはめる、「アウトプットの能力」を集中的に強化します。
【司法試験論文「超」直前公開模試】&合格答案の書き方最終チェック講義
答案練習の後、「知っていること」(論文試験頻出の基本)と「知らないこと」(派生や応用、本件特有の事情)の双方を正面から問う司法試験問題の構造(造り)を分析した上、「制限時間内に初見の状態で」、「当該事案の特殊性を分析した上」、選択した条文の要件を解釈し当該事例にあてはめる、「合格答案の書き方の鉄則」を講義します。
次回一発で合格を決めたい受験生のために、即戦力基礎講義の論文試験必須の基礎ができており、特別強化教室の「事案分析、条文選択、争点選択、解釈、あてはめのインプット」ができていることを前提に、「事例分析・条文選択・要件選択・解釈・あてはめのアウトプット」を直前期にさらに集中的に強化します。

7. 予備試験は、短答試験後論文試験までに大きく実力が伸びます。
短答試験から論文試験までを有効活用し実力を急上昇させてください。
【即戦力基礎講座】予備試験直前期速習クラス
【予備試験直前公開模試】&合格答案の書き方最終チェック講義
答案練習の後、「知っていること」(論文試験頻出の基本)と「知らないこと」(派生や応用、本件特有の事情)の双方を正面から問う司法試験問題の構造(造り)を分析した上、「制限時間内に初見の状態で」、「当該事案の特殊性を分析した上」、選択した条文の要件を解釈し当該事例にあてはめる、「合格答案の書き方の鉄則」を講義します。

〔司法試験・予備試験各講座の役割分担〕
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