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予備試験口述試験を突破するために!

口述試験当日、緊張の頂点で、「口頭で出題された問題に口頭で速答する」ために!

1 口述試験は一瞬の判断と発言で勝負が決まる厳しい試験です。

予備試験口述試験は、「口頭で出題された問題に対し、即時に事案を分析し、条文を選択して、要件全体を解釈しあてはめ、法律効果に従い、口頭で正解を速答する」厳しい試験です。

そして、口述試験では、応用問題も「口頭で」出題され、速答を求められます。

2 口述本試験本番に「やるべきこと、やってはならないこと」の要注意ポイント

予備試験口述試験に合格するには、口頭で言われた問題を正確に聴き、判断した内容を、主語・述語等を特定し、正しい日本語で発言する必要があります。事例問題も口頭で出題され、口頭で速答するのです。

そこで、予備試験口述試験本試験で大きなミスをしないよう、口頭での事案の把握の仕方、試験官に聞き返すタイミング、試験問題に対する答え方、六法を引くタイミング、忘れてしまった場合の対処法等、口述試験には、幾つもの要注意ポイントがあります。

3 緊張していたことは、何ら免責事由になりません。

もちろん、緊張のあまりミスをしたとしても、何ら免責はされません。予備試験口述試験は短時間で終わってしまいますので、緊張の失敗を挽回する時間は少ないのです。

また、緊張のあまり言い間違いをしていないか、自分の言葉を再生して聞き直すこともできないのです。受験者は、皆予備試験論文試験を突破した実力者ですので、緊張のあまりの聞き間違い、言い間違いのダメージは大きいと言えます。

4 充分に「口述模試」を受験されることをお勧めします。

決して油断をせず、是非とも予備試験の口述模試を受け、十二分に予備試験口述試験の厳しさを体験し、口頭で問われる試験に口頭で速答する対策を講じることをお勧めします。