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論文 8月スタートの強化コース
8/29スタート!

「論文合格講座」でインプット強化
「論文合格答練」でアウトプット強化

平成27年司法試験合格発表後、平成28年司法試験・予備試験合格に向けて「着実なるスタートダッシュ」を切るため、論文試験合格に必須の、「事案分析、条文・争点選択、解釈・あてはめ」の全体につき、インプットとアウトプットの双方を、表裏一体として強化します。

講座の趣旨

司法試験・予備試験のアウトプット(本試験や答練の得点)が伸びない原因の相当部分は、基本の「インプット」「にも」あり、また、インプットなきアウトプット(答案練習)は、その効果を充分発揮しません。そして、論文試験合格に必要なインプットとは、単に条文と判例と論証だけではありません。条文や判例を暗記しても、条文や争点の選択を誤り、適切なあてはめができない限り、いつまでも、合格することはできないからです。

そこで、「論文合格講座」と「論文合格答練」は、司法試験・予備試験の論文試験に、次回一発で合格することを目標とする受験生のために、「事例分析・条文選択・要件選択・解釈・あてはめ」について、「インプット」と「アウトプット」を不可分一体として鍛え上げます。

対象者

  • 平成27年司法試験合格発表を受けて、もう二度と本試験で条文や争点の選択やあてはめ等を間違えないように決意し、次回の論文試験で捲土重来の上位合格を果たすことを「本気で」誓う司法試験受験生
  • 次回の司法試験で、「本気で」現役一発合格を目指す法科大学院3年次生
  • 次回の予備試験で、「本気で」現役一発合格を目指す大学生、法科大学院生
  • 「働きながら少しずつ」しかし「着実に」予備試験・司法試験を目指す社会人の方
  • 論証や判例を覚え、答練や過去問や事例に関する演習書を繰り返したのに、司法試験論文試験、予備試験論文試験に合格することができず、どうして良いか分からない方

スケジュールのイメージ

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詳しいスケジュールは、下方にあります。

インプットを強化する「論文合格講座」

事案分析、条文要件選択、解釈、あてはめで競り勝つインプット

【配布物】司法試験・予備試験「論文合格講座テキスト」〔第4版〕。

必ずしも「大学教授の体系」に拘らず、事案分析、条文選択の判断がし易いように、「紛争類型別」等、「使いやすさ最優先の体系」で講義をします。事例問題で使いこなせるように工夫して、「事案分析、条文選択、要件選択、解釈、あてはめ」で競り勝つための情報をインプットします。但し、解釈の論基本的理解や要件効果自体の基本的理解の解説講義は、「即戦力論文基礎講義」に委ねます。

1 事例分析…紛争類型毎等に、事案分析の着眼点を指摘。
事例が長くなればなるほど、事例を「時間内に的確に」分析することは困難になります。そこで、必要に応じ、事例のどこをどのようにチェック・確認するべきか、長文事例問題で事案を「早く的確に」分析・確認するための、「事案分析の着眼点」をテキストに摘示又は講義で指摘します。

2 条文選択…紛争類型毎等に、主要条文の候補と利害得失の整理。
例えば、どのようにして1044条もある「民法典全体の中から当該ケースで使う条文だけを過不足なく選択するのか?」、限られた時間で多数の条文から使用する条文を選択できるように、「紛争類型毎の条文選択の着眼点」を解説し、「候補となる条文の全体構造及び条文相互の利害得失・役割分担」をテキストに摘示又は講義で解説をします。

3 争点選択…基本条文毎に、各要件各効果の争点選択の着眼点を指摘
例 えば、どのようにして基本条文毎に4つも5つもある「要件全体と効果全体」を短時間で的確に処理した上、主要な争点を的確に言い当てる域に達するのか?、 制限時間内に要件効果全体を的確に処理した上、主要な争点を選択できるように、「要件効果全体をあてはめ易い形で明示」し、且つ、「主要な争点選択の着眼 点」をインプットします。

4 解釈(論点)…ケースに則して調整・変容できるよう【理解】と【論証例】をテキストに摘示
例 えば、解釈論(論点)の【理解】が甘ければ、それを【ケースに則して「修正・応用」】することも困難です。そして、「条文」解釈の【理解】とは、「問題の 所在→文理解釈→制度趣旨と対立利益→要件効果の解釈(縮小解釈、拡張解釈、類推解釈等)」の流れを理解することです。そこで、基本重要論点につき、テキ ストに、これらの流れを記載した【理解】を記載し、これらをコンパクトにまとめた【論証例】を摘示します。但し、その詳細な解説講義は、即戦力基礎講座に 委ねます。

5 あてはめ…主要論点の【あてはめの手法】と【あてはめの注意点】を正面からインプット
予 備試験でも配点の半分前後、司法試験では配点の7割前後は広い意味でのあてはめにあります。解釈(論点)を覚えたとしても、あてはめの方法を知らなけれ ば、自動車を買って運転の仕方を知らないのと同じです。しかも、(新)司法試験では、あてはめに関する基礎知識があることを前提に、それを当該ケースに則 して修正・応用してあてはめることが求められます。そこで、基本重要論点につき、テキスト及び講義で、【あてはめの手法と注意点】を解説します。

6 【事実摘示の注意点】をインプット。
「旧司法試験・予備試験」と「新司法試験」の違いに対応!
より実務に接近し、かつ、事例の分量の多い(新)司 法試験においては、一層事実を具体的に摘示しなければならない反面、事例中に引用してはならないダミー的な事実が混入する場合もあります。他方、あてはめ 事実が欠落し具体的に場合分けをする必要がある箇所も散在します。そこで、事例から遊離した「パターン的な論述」(採点実感)にならないよう、あるいは闇 雲に事実を書き写す答案にならないよう、「過」「不足」なく当該ケース特有の事実を摘示するためにどの事実をどの程度具体的に摘示し、どの事実を無視しな ければならないか等、【事実摘示の注意点】を指摘します。

アウトプットを強化する「論文合格答練」

事案分析、条文要件選択、解釈、あてはめで競り勝つアウトプット

知っていること(未修者でも知っているはずの基本)と知らないこと(精々短答試験対策の知識しかない応用)の双方を正面から問うのが司法試験と予備試験です。そこで、基本・応用双方について、「制限時間内に」、「事案を分析した上、選択した条文の要件を解釈し当該事例にあてはめてこれを解決する判断力」と「答案表現力」を鍛える必要があるのです。

1 問題は、「基本問題」と「応用問題」双方を正面から
司法試験の半分以上は初見の応用問題、合格には応用問題で競り勝つ必要!

⑴ 最新の新司法試験の傾向に即応し
⑵ 「予想される基本」と「応用力を問う現場思考問題」双方を出題します。
但し、応用問題は、①基本を修正させる、②裏から基本を問う、③現場で六法を引いて考える派生・初見の問題の3類型に分類できます。(逆に言えば、応用問題の3分の2は基本を厳しく試す問題です。)

2 北出講師の解説講評での二つの特徴
「時間内に初見の長文事例を解き明瞭に表現すること」に特化した解説!

⑴ 事案分析・条文要件選択・解釈・あてはめの各判断
本試験の問題は、判例の事例と同じではない以上、「答練の解説として」、題材にした判例自体を縷々披露しても「アウトプットの」能力向上には直結しませ ん。そこで、「答練の」解説は、「当該ケースにおける」事案分析、条文要件選択、「当該ケースの特殊性を踏まえた」解釈論とあてはめの「各判断に」焦点を あてます。

⑵ 解説は(再起案用)「穴埋め解答例」を使用

3 答練の採点での2つの特徴

⑴ 事案分析からあてはめまで【7つの分析】
アウトプットの能力を向上させるため、答案の問題点を、Ⅰ問いの分析、Ⅱ事案分析、Ⅲ条文選択、Ⅳ争点選択、Ⅴケースに則した解釈、Ⅵあてはめ・事実摘示・場合分け、Ⅶ論理と表現に区別した上、どの部分に是正するべき課題があるかを指摘します。

⑵ 「法的判断」と「論理表現」双方を正面から検証し是正
仮 に論点を拾い判例や事実を引用できても、接続詞や論理展開等、論理に矛盾・飛躍があり、表現が分かりにくい答案は、本試験では想像以上の大量減点をされる 可能性があります。しかも、本人は、そのことに気付いていない場合が多く、気付くまで合格し難いのです。そこで、採点講評は、法的知識・判断は赤ペン文章の論理・表現は青ペンで行い、法的判断(赤)論理表現(青)の双方を正面から検証します。

4 北出講師が作成する参考答案の3つの特徴
北出講師が「司法試験合格答案の書き方」の鉄則を伝授します。

⑴ 基礎と条文・現場思考で勝負した答案
本試験では基礎と条文だけを頼り起案する以上、「司法試験の参考答案」は、「基礎知識、条文、現場判断能力」で勝負をしたものでなければ、無益であり有害 であると考えます。なぜなら、そうでないと、微細な枝葉末節の知識の収集に走り、基本がドーナツ化し、受験期間が長期化する原因となるからです。

⑵ 時間内に書ける現実的答案と短文化の指針
司法試験は2時間1問で起案する以上、「司法試験用の参考答案」は、主従を的確に振り分けた「(時間内で書ける)現実的な長さの」参考答案でなければ無益であり、有害であると考えます。

基本型、短文例、【短文化の指針】に関するコメントを付した緊急避難答案3種の参考答案を準備します。

⑶ 新司法試験の採点に即応した新司法試験的論述
「旧司法試験・予備試験」と「新司法試験」では、合格答案の答案表現に違いがあります。(新)司法試験においては、当該ケースに即して解釈し、事実を 「過」「不足」なく具体的に摘示し、場合分けをするべき箇所は具体的に事実の存否を仮定した司法試験的合格答案を体得する必要があります。

5 北出講師採点クラス(定員制)
通常答練→解説後→あてはめ部分等を穴埋め答練で再起案し、起案能力を検証!

答案作成自体に意義はなく、答練は、「その後アウトプット能力が上昇して初めて意味」があります。
答練の添削を読み解説を聴くのみでは、「答練後起案能力が上昇したか否か」についての検証はありません。そこで、通学クラス(通学生クラス、通学DVDクラス)では、
通常答練】基本と応用双方で答案を書く→
【解説】再起案用穴埋め解答例を資料として、事案分析、条文要件選択、解釈、あてはめの各判断のポイントについての解説を聴く→
【穴埋答練】(再起案用)答案の一部を空欄にし空欄部分のみを起案する穴埋め答練を実施。
【採点】【通常答練】および【穴埋答練】を採点します。

※穴埋答練は、主に、基本のあてはめ部分と応用の解釈部分を空欄にします。

講師からのメッセージ  担当 北出容一(弁護士)

司法試験合格発表後次回の本試験までに残された時間は僅かです。
合格者1500人の司法試験・合格率数%の予備試験で競り勝つため
インプットとアウトプットの双方に余程の工夫を!

1 論証や判例等を暗記し答練を受けたのに、司法試験・予備試験の論文試験不合格を繰り返すのは、「事案分析・条文選択・争点選択・解釈・あてはめ」のどれかで大外しを繰り返すから。

論 証や判例を丸暗記し、過去問の答案を丸暗記しているのに、多数ないし大多数の受験生が論文試験の不合格を繰り返すのは、結局、「初見の問題で事案分析・条 文選択・主要な争点選択・解釈・あてはめ」をするに必要な情報・ノウハウ・技術がなく、司法試験・予備試験当日、「初めて見る」長文事例問題に対し、事例 分析・条文選択・争点選択等で大外しを繰り返すからです。

2 「事案分析・条文選択・争点選択・あてはめ」はセンスの問題か?

論 証や判例にも、合格者の答案にも、「事案分析・条文・要件選択、あてはめ」の各判断に必要な情報・ノウハウ・技術は、通常記載されていません。そこで、従 来、「事案分析、条文・要件選択、あてはめ」にかかるノウハウ、技術は、センス・感覚の問題とされ、旧司法試験時代には、「論文試験を」何度も受験し、暗 黙の感覚として身に付けられたものでした。

しかし、司法試験には受験回数制限がある以上、何度も論文試験を受ける訳には行きません。

3 平成28年司法試験・平成28年予備試験までの僅かな時間を有効に使うため、インプットを強化する「論文合格講座」、アウトプットを強化する「論文合格答練」をお勧めします。

次 回の司法試験・予備試験当日、「事案分析、条文選択、要件選択、解釈、あてはめ」に関しミスをせず、次回一発で合格を決めたいなら、アウトプット段階にお いても、インプット段階においても、意識的に「事案分析、条文選択、要件選択、解釈、あてはめ」のすべてに対し、抜本的な対策を立てる必要があります。た だ、平成27年司法試験合格発表後、本試験までに残された時間は僅かであり、効率良く着実な対策を取る必要があります。
そこで、インプットを強化する「論文合格講座」、アウトプットを強化する「論文合格答練」の双方を、表裏一体としてご受講されることをお勧めします。

強化コース スケジュール

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※ 受講期間は目安ですので、より短期間に集中的に受講することも出来ます。

論文8月スタート強化コース 受講料(消費税別)

合格講座 1科目72,000円 +消費税
合格講座 7科目一括478,800円 +消費税
合格答練 1科目(3問)
25,000円 +消費税
合格答練 7科目(21問)169,500円 +消費税