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平成27年司法試験【合格】
Y.Hさん(上智大学法科大学院)

実務法学を推薦します。

実践講座(現在の論文合格講座)

私は、ロースクールで各科目みっちり学習したつもりでしたが、ローで身につけた知識と、司法試験で実力を発揮すべき内容、方法にギャップを感じ、実務法学で、しっかりと学習しなおそうと思い受講することにしました。

授業内容は、科目全体を概観しつつ、試験本番初見の問題に対して対応出来るように事案分析の方法、条文要件選択の判断、あてはめの方法に重点が置かれたものでした。特に事案分析の方法は、答案作成では絶対必要なのに教科書や参考書にはあまり書かれていないので大変勉強になりました。

また、あてはめの方法について、解釈、要件との関係もあわせて立体的に学ぶことができ、「あてはめイメージ」をマスターすることができました。

試験直前には、講座テキストの事案分析や要件全体の構造のページをさっと読み直すことで素早く一科目全体を復習することができました。また、重要な論証、メインとなるあてはめのイメージについてもテキストや板書図を見直すことが出来ました。

答案練習講座

実務法学の答案練習会と大手予備校の答案練習会の違いは、解説の内容と、添削方法にあると思います。

まず、解説については、初見の問題に対して、何を糸口に考えていくのかという点を中心になされ、答案の鍵になるところについて、再度考えるように指示されます。受講生は解説をヒントに答案の重要な点についてその場で再起案をして提出します。

添削では、初見の答案と再起案の両方について添削されるので、はじめから出来ていた部分、解説を聞いて書けるようになった部分、解説を聞いても書けない部分が鮮明に分かります。

また、基本的に同じ講師に添削してもらえるので、講座全体をとおして自分の悪い癖や傾向を指摘していただけて、成長ぶりが分かりやすいです。

さらに、大手予備校の答案練習会では、添削されるまで2週間程度の期間がありますが、実務法学では、基本的には起案当日にその場で添削、面談を受けることが出来るので、問題点をその日のうちに発見することが出来ます。また、面談では、その人の書くスピード、知識量を考慮して合格答案を書くためのアドバイスを頂けるので答案の改善方法がよくわかります。

試験本番では、面談でされたアドバイスを呪文のように唱えつつ、問題文に向かいました。実務法学の答案練習会の問題の方が試験本番よりも多少負荷が強いので、実務法学の答案練習会に慣れた私には、本番の問題が簡単に感じました。